海に浮かぶ月のはしっこ

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【観光】英国一人旅 8 / ソーホー・ナイトツアー(後編) 5月24日・午後編6

ブラック企業社畜という自覚がなかった7年間。体調を崩し、ようやくブラックであると自覚をして仕事を辞め、生まれて初めて一人で海外へ…。
英語のさっぱりわからない、文学(をサブカル的に愛する)オタク女子のイギリス聖地巡礼の旅、ソーホー地区編その3 ( `・ω・´)+

今回のサムネイルはリージェントストリート沿いのソーホー。
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●前回までのお話
snow-moonsea.hatenablog.jp

添乗員付きツアープログラムの市内観光後、18時からオプショナルツアーでソーホーへ。ガイドさんと二人のビートルズファンのマダムと共にソーホーの外側から奥へ、そして深淵へ…。
ソーホーの明るい部分もディープな部分も体験して、ソーホーの外側を目指します。

…というわけで、今回はオプショナルツアー、その3。

ソーホーナイトウォーキングツアー [後編]

ひとまずここまでのソーホーをまとめてみましょう ( `・ω・´)+

今日ではロンドンの繁華街エリアとして栄えているソーホー。
このソーホー探索ツアーに参加した理由でもある『ジキル博士とハイド氏』で描写されるソーホーとは大分雰囲気が違うようにも感じていましたが、でも奥へ行くとイメージそのままの部分もあって……ガイドさんの話す発展の歴史を照らし合わせて考えると、「なるほど」と言わざるを得ません。

ジキル博士とハイド氏』で描写されていた「外国人が多い」「どことなく汚くてTHE・治安の悪い街」「歓楽街なので娼婦がたくさんいる」というイメージからすると、現在のソーホーは大分明るくて、「デパートやお洒落ブティックがたくさん」「多国籍料理を扱う様々な飲食店が集まっていて賑やか(外国人が多い事の裏返し?)」「ビートルズのデビューした街でもあり、ロックバンドの聖地である」といった面が強く感じられたのですが……。

でも奥の方に行くと「ちょっとセクシアルな雰囲気のナイトクラブ」や「アダルトな怪しいお店」もあって、「落書きだらけなので無法地帯感を感じてしまう」そこから少し離れると「カジノが点在しているエリアがある」……という、二面性を感じたのでした。
法律による規制で怪しいお店の範囲がどんどん小さくなった結果がこれ、ってことらしいんですけどね。

まさに新宿東口のイメージ。

新宿東口へはショッピングや多国籍料理を楽しむのが好きでよく行くのですけど、やっぱり歓楽街ですから奥へ進んで行けばナイトクラブやちょっと怪しいアダルトグッズの店や「如何にも」なラブホテルとかがあるわけで……まぁ落書きとか怪しい張り紙もたくさんあるんですけど。
私は慣れたので平気ですけど、慣れないと歩くの怖いですよね(;^ω^)

でも道を選べば歓楽街の怪しい雰囲気とは無縁ですし、お洒落なお店も専門店も多いから、ショッピングも食事も楽しいです(*'ω'*)
私の勝手な想像ですが、現地の人たちにもそんなイメージの場所として位置づけられているんじゃないかしら?

ソーホーの外側へ…

マップではちょうど(18)に向かって歩いているところ。
(17)のあたりがちょっとアダルトで怪しい雰囲気の通りです。

もうだいぶお腹いっぱいな気持ちになりますが、まだもう少し続くソーホー・ウォーキングツアー。
「ソーホーには様々な顔がある」とはツアーの紹介文に書いてありました……けどね、いや本当、情報量多すぎてカオスですよ!!( ゚Д゚)

ガイドさんは「昔から地価の安い地域だったのでこういう街になりやすかったんですよね」と仰いますが。
うん……確かに他所から来た人たちは地価の安い地域に住む事が多いでしょうから、19世紀のソーホーの「外国人が多かった」という点も納得です。

そしてその「外国人が多かった」という要素の延長が、この先にあったというか。

ソーホーの奥部から、南の大通りに向かって歩きますと、何やらロンドンの古き良き石造りの西洋建築とは一線を画す、何か凄く親近感というか見覚えのあるような形の大きな門が………。

そう、目の前に広がっていたのは中華街である。

ソーホー・チャイナタウン

鳥居とお寺の門の中間のような形状の門に色彩豊かでド派手な飾りを施したような、何となくなじみのある門。横浜とかでよく見るやつ(*'ω'*)

西洋建築とは明らかに形状が違うから、さぞかし違和感…かと思いきや、ハリウッド映画でもチャイナタウンが登場するのはお約束なのであんまり違和感が仕事しません(;^ω^)
(そのせいなのか、ハリウッド映画で東京が登場するともれなくチャイナタウン風の街並みになるよね…)


ロンドンのガイドブックでもソーホーの中華料理がオススメされていましたね(*'ω'*)

A03 地球の歩き方 ロンドン 2019~2020

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私たちが入ってきたのはソーホーの内側から。中央の通りの脇でアジア系パフォーマーが太鼓のような楽器を叩いていました。
特にお祭りってわけじゃないけれど、ストリートパフォーマーのせいで何となくお祭りっぽい雰囲気。ロンドンってストリートパフォーマー多いですね。トラファルガー広場やコヴェントガーデンにもたくさんいましたし。


個人的な感想は中華料理のお店がたくさん集中しているなぁという事くらいでしたし、その時はソーホーのちょっと怪しい雰囲気の通りを通ったショックが大きかったようで些細な事は気にも止まらなかったというか(苦笑)

チャイナタウンの意外な恩恵:アジア系食材の集う場所

そんな時、ガイドさんが「あっ、日本のケーキだ!」と叫んだのでそちらを見ると、ケーキ屋さんが。持ち帰り専門店っていう感じの小さなケーキ屋さんでしたが、カウンターが外側寄りに位置しているので外からでもガラス越しにショーケースの商品が見えます。
「この前来たときはなかったから、新しいケーキ屋さんなんでしょうね」と言っていました。

イギリスのケーキは日本のスポンジケーキと違ってふわふわしていない…という話を聞いてはいましたが、うーん。アフタヌーンティーで食べた小さなチョコレートケーキは、チョコレートの味が強くて違いがよくわからなかったですね…(;^ω^)

まぁ少なくとも、アフタヌーンティーで食べたスイーツの数々は悶絶するほど甘かったですし、量が多すぎてとにかく苦しかったという感想ばかり出てしまって…(苦笑)
落ち着いて食べてみれば、結構違いが分かるものなのかもしれません。


こんな風に中華街は中国料理に限らず日本風の食べ物も集まる街らしいです。
日本食を作りたい時は中華街に買いに来るんですよ。街のスーパーではなかなか売ってなくて。ネギとか。」とガイドさん。なるほど、アジア系の食材の貴重な入手先というわけですね。中華街って日本人にとっても、ありがたいものなのか…。

ちょっと意外…と思ったんですけど、でも冷静に考えると確かにそうかも。
ブリティッシュナイズドされた日本食とかけ離れた和食風レストランがたくさんあるって午前中の現地ガイドさんも仰っていましたし、初日にスーパーマーケットで見かけたSu-Shi Bentoって見た目からして全く日本の巻き寿司ではなかった……(;^ω^)


そういえば「海外に行って日本食が恋しくなったらどうするか」って話を友人としたこともありましたっけ。海外旅行に慣れている友人でも唐突に米が恋しくなる時がある、という。
ライス is ジャパニーズ・ソウルフード……パンやパスタも好きだけど、やっぱり唐突にお米が食べたくなる気持ちもわかる。ライスボールが食べたい。

「そんな時は中華街に飛び込めば中国人の作った美味しい中国料理と米が食べられるから良いぜ!」って結論になったんですが、良いアイディア過ぎる…。
割とどこの国でも中華街や中国人経営の本格中国料理のお店ってありますよね。お陰で中国に行ったことのない私でも食べ慣れている感じがあります。
中国人経営のお店の鶏肉&カシューナッツ炒めが最高に好き…(とはいっても、多分日本人に譲歩した味付けにはなっていると思う)


しかし、中国の人って日本人に比べると気軽に海外生活送ってる人が多い気がするから、フットワークの軽さというか思い切りの良さが凄いなぁ。たくましい…。
中国本土の人口密度が高い事も関係があるのかしら?

中華街を抜けて…

チャイナタウンを出て、大通りを歩いているとさっきまで歩いていたチャイナタウンの入り口の門が見える場所がありました。
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手前にフランスの国旗も見えます。流石はソーホー、多国籍料理のお店が集中する地区です。
外国人が多いというのも何となく納得できます。


時刻は8時過ぎ。
あたりは暗くなってきましたが、日が陰ってきたというだけでまだ空は青色の部分も多く、日本の4時か5時くらいの感覚です。
ようやく夕焼けに近づき始めた…というところ。
日の沈まない国…(;^ω^)

緯度が高いからでしょうけれど、ということは、冬は日が短くて大変そうですね…。添乗員さんの「日の長い時期は貴重なので(この時期は昼間から外でお酒を楽しむ人が多い)」という言葉を思い出しますが、調べてみるとなるほど、ロンドンは東京と比べると年間400~500時間ほど日照時間が短いらしい( ゚Д゚)
(※でもロンドンは南の都市なのでマシな方)


劇場街のある通りに戻ってくると、車の通りも非常に多くなって「あっソーホーから戻って来たんだな」という気分になります。
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レ・ミゼラブル』の看板……さすがは劇場街。
最近は『ハリー・ポッターと呪いの子』とかもミュージカル化されて人気を博しているそうですね。

ちなみに、私は『レ・ミゼラブル』は映画で観たけど、できれば二度と見たくない。初っ端から最後まで泣きっぱなしになってカラカラになってしまうから…(;^ω^)

しんどい…。

ロンドンで流行していたアジアンスイーツ

中華街の門周辺のお店を横目で見ながら歩いていると、ガイドさんが「今ロンドンで流行っているんですよね、●●。なので台湾系の食べ歩きできるスイーツショップが増えているんです」と言いました。

●●…というのは、私が名称を失念してしまったのです(苦笑)でも、私がその時パッと思ったのは「あっ、昔私も食べたなぁ…それが今流行っている??でもブームになるほど美味しいものだったっけ?」という感想。
それくらい、私にはあまり興味のそそられるようなスイーツではなかったのです。


さて、そのスイーツって何だったんでしょう?(*'ω'*)

ふと「もしや」と思いまして、グーグルマップのグルメ検索でその辺りに集中している台湾系の飲食店を見てみました。

そして特定した結果「もしや」は確信へと変わったのですが、その台湾のスイーツとは…


タピオカミルクティだった(*⁰▿⁰*)


流石イギリス、日本のブームを先取りしていた。
日本で社会現象的にタピオカが流行ったのは帰国した翌月くらいだったと記憶しているのですけど……日本での流行り方があまりに異常過ぎて忘れていました。
タピオカの為に3時間も並べないよぅ……( ;∀;)でも並ぶ人はラーメン屋さんも並ぶもんね……。

そして「そこまで美味しいものでは…」とか言っていたくせに、私も友達に誘われて2~30分くらい並んで飲みました!!美味しいよねタピオカミルクティ!!!(笑)

でも昔のタピオカと今のタピオカ、ちょっと違う気がしますね。しかも私が飲んでいたのは主にフルーツジュースのタピオカだったから、かなり別のスイーツのような気がします。

ソーホーナイトウォーキングツアー、解散

時刻は8時半頃。
盛りだくさん過ぎる濃厚なソーホーの旅も終わりの時間を迎えます。

「ツアー、どうでしたか?(^_^)」と尋ねるガイドさんに、マダムたちは「今回の旅行の中で一番インパクトが」「本当に濃いツアーでした」と回答。

私もそれは大いにそれは同意です。
華やかで、賑やかで、でもちょっと怖かったりして……いや~本当、奥の歓楽街エリアは英語もろくに話せない観光客(=私)が一人で歩くのマジで怖いわ~…。

でもどうしても来たかったんだもん、ソーホー。
ここからはスリに注意してねって言ってくれる事、一緒に歩いてくれた事が本当に感謝しかない。

だから「参加して本当に良かったです!」とできる限りの笑顔で答えました(*'ω'*)


大通りの隅で解散することになり、ガイドさんを見送った我々参加者3人はすぐそばの地下鉄から最寄り駅へ帰ることにしました。

さっきまで晴れていたのに突然ポツポツと雨が降ってきて、急いで地下鉄に駆け込みます。

駅の名前は、確か「レスタースクエア」。
本当だったら、このソーホーのツアーに参加するためにホテルから地下鉄に乗ったはずなのですが、幸運に恵まれたお陰でピカデリーサーカス駅までバスで送ってもらいましたからね。
レスタースクエアが、私が最初に列車に乗ることになった駅の名前です。

初めての地下鉄:レスタースクエア駅

初めての地下鉄……とちょっと緊張気味だった私。
でも、実際は結構何でもなかった。

改札は日本の改札と少し形が違いましたが、デザインが違うだけで交通系電子マネーカード(オイスターカード)をかざしてピッとすればいいだけ。

マジでSuicaじゃん。


地下鉄の説明の時に、添乗員さんが「Tube(地下鉄)を使う時、日本人はサクサク進んでしまいがちなんですがカードがちゃんと読み取れているか確認してくださいね」って言ってたのを思い出すと、要するに日本はSuicaで慣れまくっている、と。
日本は通勤電車等が色々とヤバいので(密度とか…)それに順応する為に改札も高性能にできているのかもしれません。イギリスの改札は日本の改札より処理が早くないんじゃないかな。

うん、日本の通勤電車ヤバいですよね……。


改札を抜けてからは自分の乗りたい路線を目指して矢印の通りに歩けばいいだけ。路線ごとに色が決まっているのもありがたいです。

日本で言うところの、山手線は黄緑色、中央線は濃い目のオレンジ…というのと同じです。


ただ、少しビビったのはエスカレーター。
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ヒィイイ…長----い………!!!!

高所恐怖症の私、「吸い込まれそうで怖い」などと申しておりまして…。
パッと思い出したのは、東京メトロ
特に、渋谷

東京メトロもかなり入り組んでいるけれど、それと同じかそれ以上にTubeも入り組んでいる。
「こんなに深くまで降りなければならないのか」と思ったものだけれど、東京メトロでもエスカレーターを一本に繋げたらこれくらい地下に潜っているかもしれない。


マダムとは最寄り駅が逆方向だったので、ホームでお別れ。
一人で初めて地下鉄に乗り込みます。

電車の中は日本の電車の雰囲気とは結構違います。真ん中にポールが立っているのもそうですが、通路がかなり狭い。
日本の乗り物だと、ディズニーリゾートラインとか、ニューシャトルとか…そういうモノレール系の電車に近いものを感じます。

そして何より…クッソ早い。揺れる。


ホテルの最寄り駅「ウエスブロンプトン」駅までは1回乗り換えです。
乗り換えの通路は相変わらず東京メトロ並みに各プラットホームが遠く、複雑。

一応乗換駅である「アールズコート」駅もホテルまでの徒歩圏内ではあるんですが、多様な人種の現地人が住んでいる一帯だと添乗員さんが言っていました。そういえば、電車の中でも中東系っぽいご家族連れが隣の席に座っていましたっけ。
「(危険というわけではないけれど)慣れない日本人観光客がうろつくにはあまりお勧めしない」とのこと。
目立っちゃうんでしょうね…日本人観光客…。
なので一応律義に乗り換えします(;^ω^)

この写真は乗り換えの「アールズコート」駅で撮影。
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この駅の風景、『ハリーポッターと賢者の石』とか『アサシンクリード シンジケート』とか思い出します…。まぁロンドンなんだから作りが似ているのは当然なんですけど!

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時刻は8時45分。
まだ外は明るい感じがしますが、この頃には降り始めた雨が強くなっていました。
ロンドンは雨の多い街だそう。翌日の天気が少し心配になりましたがソーホーのツアー中に降り出さなくてよかった。

一日の終わりに

ホテルの最寄り駅に着いた時には雨は一層激しさを増していました。時刻は9時くらい。
ここにきて初めて折りたたみ傘を広げます。

でも前日に買ったお水も翌日には持たないでしょう。
昨日行ったばかりの駅前の小さなスーパーマーケットに立ち寄ることにしました。

スーパーマーケット

さすがに9時となると人も少なくて、がらんとしています。まぁその分色々と焦らなくて助かるのですけれど。

水をどれくらい買えばいいのか、どの形のものを買えばいいのか、という事で結構悩む悩む。
悩んだ末、「500mlのスティルウォーター(※炭酸無しの水の事) 6本パック」と「500mlの冷たいスティルウォーター 1本」、「300mlくらいの冷たい100%オレンジジュース」を買いました。

だってロンドンのホテルって冷蔵庫がないから、冷えている水って貴重なんです( ;∀;)
私は冷たいものは思いっきり冷たく、温かいものはホッカホカなものを愛しているので、できれば室内で飲む水は冷たいものが飲みたい。

オレンジジュースを購入したのは、あんまり食事で野菜がついてこないのでビタミン不足になったら嫌だな~という気持ちの問題と、昨晩の夕食で飲んだオレンジジュースが滅茶苦茶美味しかったから。
もしかすると昨晩の夕食のチキンバーガーがあんまり美味s(※自主規制)かもしれないし、長時間の飛行機の後で疲れていたこともあってなのかもしれないし…そういう環境的な要因でいつもより美味しく感じた背景があるのかもしれません。
それとも、単純にヨーロッパのオレンジが味が濃くて美味しいのかしら?

そのあたりはなんとも言えませんが。


昨日のスーパーマーケットで袋詰めする時に戸惑っているので、今度こそ戸惑わないように……と思ったのですが、今日は時間的に人がいなさ過ぎて参考にできる人がいません……(;^ω^)

レジで買ったものをその場でエコバッグに詰め、大きな6本の水のパックはそのまま抱えて店を出たのですが雨は強くなるばかり。地面に置いて入れなおそうかと思ったけれどびしゃびしゃなので、片手で傘を持ち、片手で水のパックを抱えてホテルまで歩きました。

だって「買った品物をエコバッグに入れ直したいのですが、使っていいテーブルはどこですか?」なんてスルッと英語で言えたら苦労しませんって!(;^▽^)
こちとら「えくすきゅーずみー」「でぃすぷりーず」「いえーす」「オッケー!」「ノー!」「せんきゅー!」しか言えないダメダメ観光客だから!!(>Д<;)

えぇ、肩掛けバッグですが両手が使えるバッグを使うというのは本当に大事ですね(笑)
持つところがなく不安定で時々傾く重い荷物を持ちながら、3~400m先のホテルまでのろのろ歩いて帰りました。半分濡れながら…。

プライベートくつろぎタイム

ホテルに帰った後は…まぁ、お風呂に入って寝るだけ。
なんですけど、何かと観光目的の旅行だとゆっくりもしていられないのですよね。

観光客向けの一人部屋…とても居心地が良かったです。
でもお風呂→明日の着替えの準備…と、やらなくてはいけない事は結構ある。

お風呂は一応バスタブもついていたのですけれど、湯船に浸かりはしませんでした。こういうところって海外に限らず日本でも大体バスルームとトイレが繋がっている形式のお風呂ですから(;^ω^)
うっかりお湯をこぼしてしまうと、夜中にトイレに行く時に冷たくなったお湯を踏んで心底不快な気分になりますから…。

シャワーの時に下着だけは洗って、バスタブの上に干します。
よく絞った後でよく水気を切り、持ってきた物干しに吊るすだけですけど、去年ギリシャ旅行の時に教えられたのが「洗濯物はタオルを使ってよく水気を切ること」。案外絞るだけだと乾かなかったりして翌日困ったのですよね…。
その失敗がこの時にも生きているのでまぁ必要な失敗だったと思いますが。


お風呂と着替えと明日の準備を終えたら、ようやく自分の時間ですけど、疲れてヘロヘロになっていました。コヴェントガーデンに着いた時に思った通り、足の裏の熱を持っていた部分に水がたまりかけている。こりゃマメになるぞ…!( ゚Д゚)
おまけに、長年のデスクワークで運動不足ゆえに湿布の欠かせない旅になりました(;^ω^)
絶対湿布は持って行った方がいいですし、トランクにはさみを入れて置くと良い。爪が欠けてしまっても応急処置もはさみがあればできますからね!

軟膏と絆創膏でマメの応急処置と筋肉痛になりそうな箇所に湿布を貼って……。


部屋のアメニティで紅茶とコーヒーがありましたが、夜に飲んで眠れなくなっても嫌なのでほとんど手を付けませんでした。
その代わり、毎晩欠かさず飲んでいたのが日本から持ち込んだしじみのお味噌汁

特に日本食が恋しい、という事もなかったのだけれど、温かく程よく塩分が取れることも相まって疲労回復効果が半端なかったです。
具をしじみにしたのは単純に「好きだから」もありますけど、二日酔いに良い亜鉛などの成分も含まれているので万が一酔って気持ち悪くなっても回復が見込めるかな~という理由。

色々と大正解でした(*'ω'*)


その夜は、大英博物館で購入した本とドールさんたちで撮影。手のひらサイズの小さな同行者です。
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前々寂しくなかったのも、この子たちが一緒だったからっていうのもあったかもしれないですね(*'ω'*)

次回予告

ソーホーに来た理由を書かなくてはならなかったのですが、途中まで書いた時点で5000字をゆうに超えてしまったので割愛しました。
次回の記事で書ければいいなと思っています(;^ω^)

つづきはこちら。
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