海に浮かぶ月のはしっこ

映画や文学作品、神話関連その他の事をおぼえがきしますよ

【観光】出雲ゆるゆる寝台特急旅・1日&2日目/ サンライズ出雲で松江まで 8月27~28日

7年も会社を私物化する社長の元で安い給料でこき使われてきた私。
一大蜂起して仕事を辞めたので、今度はホワイト企業とのご縁にあやかりたい…

そんな気持ちから出雲大社へのお参りを志し、寝台特急に申し込んでみたゆるゆる旅(°▽°)

出雲に行くことになったわけ

先月は伊勢に行ったのですが元々は伊勢と出雲大社を旅するツアーに興味があったのですよね。実際、そういうツアーを組んでる旅行会社も存在するので。

何故この2つの神社かと言えば、まぁ一人で海外に行きましたので、「仕事がないうちに死ぬまでに行ってみたい系の日本の名所に行っておこう(*‘▽‘ *)」という単純な理由。
私の氏神(自分が住んでいる土地の神社)天照大御神素戔嗚尊と豊宇気毘売神の3柱を祀っていることもあって、どちらも「自分に関連性が全くなかったわけではない」というのも大きな理由の一つかもしれません。


…と、そうは言いますが、大学で宗教学の講義を割と好んで受けていただけなので私自身はあまり信仰心の強い方でもないのですが(;^ω^)もともと、宗教史に興味を持ったのもギリシャ神話趣味が理由ですから(;^ω^)

この世で「神話」と呼ばれるものは大体の場合は「死んだ宗教(=信仰が廃れた宗教)」なのです。
(一応言っておくと、クトゥルフ神話は創作神話なので信仰に関連するものではありません)

話は戻りますが、伊勢と出雲大社を連続で行くスケジュールを組みたいと旅行会社の人に言ったら、「相当大変よ」と言われたので伊勢のみの旅行にした…というのが前回までのお話。
snow-moonsea.hatenablog.jp
snow-moonsea.hatenablog.jp

「まぁでも無理して出雲まで行かなくても伊勢に行ければいいし…」なんて思っていたのですけれど、伊勢の旅行の半金を入れたりしている時に、ついでにもらった出雲のパンフレットの「寝台特急」という文字を見つけて一気に気が変わりまして。


寝台特急…ですよ!?
映画とかでしか見たことがない寝台特急ですよ…!?


アサシンクリードシンジケート』のサブシナリオ「凶悪犯罪(※幼少のコナン・ドイル達と一緒に事件を解決する探偵シナリオのシリーズの事)」で、夜中に寝台特急から死体を投げ落とした犯人を捜しまくったのが記憶に新しい寝台特急…!

(随分私このゲーム好きそうに思われてそうですけど、実はバイオハザードの方が好きなのです…でも、このゲームにはこのゲームにしかない魅力があることも事実です)

映画『オリエント急行殺人事件』の鮮やかな映像も頭に浮かびます。

そして気づいた時にはゾンビと殺人ヒルに囲まれている『バイオハザード0…!

若きウィリアム・バーキンが拝めるのも貴重な一作…(*'ω'*)

寝台特急…イイね!!!
私の憧れている作品たちが何か物騒だし、それらの中では寝台特急で必ず人が死んでいることはともかくとして。


ただ、「寝台特急 サンライズ出雲」の乗車券は抽選らしいのです。
早めに申し込めば当選確率は上がるかも、という事で悩んでいる時間ももったいないから当選確率が高そうな申し込みの組み方で旅行会社さんにお願いして、「当選したら出雲に行こう!」という選択をしたのです。

結果…第一志望の部屋ではなかったけれど、当選( ゚Д゚)


出雲大社への旅が決定したのでした。

寝台特急サンライズ出雲

東京駅を22時出発。
これがサンライズ出雲



見た目は普通の電車に見えるけれど……すごい。ちゃんと部屋がある。

憧れの食堂車はありませんが、持参したお弁当などを食べられるラウンジがある。
シャワーはチケット制で、中で購入できるチケットを買うと数分間お湯が出るという仕組み。

寝台特急に浮かれ過ぎた私氏、シャワーのチケットを買いに行った時には券売機に「完売」の文字が………
えー!?人数分シャワーチケットないのー!?( ゚Д゚)
最も、私は自宅から直接東京駅に来たわけで、さほど汗もかいていないからいいのですけど……(-_-)


私の部屋のランクは「ソロ」の上の段。
一人部屋としては一番狭い部屋です。二段ベッドを、下の部屋の人と顔を合わせなくても大丈夫な作りにしてある…という感じ。だから座っていないと頭をぶつけるし、横向きに取り付けられた横幅の狭い階段をつたって上に上がる。

見晴らしはいいです(╹◡╹)



ええ、ええ、この感じ、最高です!
2枚目なんて『バイオハザード0』のパッケージイラストみたい!(そういう評価…)

気づいたら乗客全員がゾンビになっていたり、陰惨な殺人事件と共に死神系探偵がフラッと現れる事を期待しちゃうんですが、ダメですか。

部屋はこんな感じ。

横に狭いネットカフェを彷彿とさせます…。縦幅も私の身長より少しあるくらいだったので、外国人の方だとつっかえてしまうのでは…と心配になるくらい。
荷物を置ける場所が棚しかないので、ガラガラ押すタイプのトランクでこなくて良かった。棚が手狭だったのでリュックサックはフックに吊るす。

いやいやしかし。
こういう風景を見るとね、やっぱりこんなことを考えてしまいます。こういう寝台特急の一人部屋の棚の上を覗き込むとね…



救急スプレーが見つかr(ゲーム脳


いやぁ、超楽しいっす。

寝台特急は東京駅を出て、夜の東京をずんずんと進んでいきます。
今回の旅もヴィクターくん(手作りのオビツ11ドール)と一緒。とはいえ、思ったよりも手狭だったので可愛いドールさんと一緒に優雅な夜行列車の旅…というわけにはいかなかったのですけれど。

23時かそこらを回った頃、自室を出てラウンジへ。
東京駅の地下で買ったのり弁当とお茶を嗜みながら夜景を……………

曇ってて何も見えんがな!!!( ゚д゚)


私以外のお客さんだと、おじさまたちが缶ビールを飲み交わしながら旅行の話をしていました。ううん、旅仲間がいるっていいなぁ、一人旅も楽しいのだけれど。

そのあとは特にやることもないので自室に戻って就寝。当然ながら、揺れの感じは新幹線に似ています。
寝心地は…なんというか「運ばれている」という感じでした(;^ω^)
ベッドは狭く、シングルベッドより狭いんじゃ…?というくらい。イギリスでも伊勢でもホテルのベッドはセミダブルだったし、そういう感覚もより「窮屈」という気持ちを助長するのかも。

狭くて気をつけの姿勢でしか眠ることができないのでどう体勢を整えていいか困る困る。どっちを頭にした方がいい、というのにも悩みました。通路側だとうっかり手を伸ばせてしまい、そのまま腕が落っこちちゃいますから。

あまりよく眠れなかった、というのが率直な感想です。

でもこの通り「快適」とは言いづらいなぁと思ったこの小さな部屋で12時間。かなり面白くもあったんです。
流れていく景色をベッドの上でくつろぎながら眺めたり、ゲーム脳を駆使した(笑)寝台特急の楽しみ方もなかなかそそるものがありまして。…残念ながら殺人事件も死神探偵もゾンビも出なかったんですけど(残念がってはいけない)

あくるひ。

翌朝……といっても、まどろんだ末に「もう寝るの諦めるか…」と思った頃。
カーテンを開けると

猛烈に雨でした。


窓際に立たせたヴィクターくんもなんかちょっと寂しそう。。。

でも朝日が差し込んで、部屋全体の様子もようやくよくわかった、という感じ。ううん、狭い。

私は松江で降りましたが、松江は雨がギリギリ止んだくらい。
でもあまり天気は良くなさそうです。到着予定時刻を1時間過ぎて、ようやく松江に到着しました。

松江観光

松江は島根住みのフォロワーさんがスケジュールを組んで案内してくれるということなので、「そう言ってくれているのだから信頼してお任せするのが礼儀だろう」と思い、購入したチケットのリストと食べられないものだけ告げてお任せしました。

八重垣神社

最初に訪れたのは「八重垣神社」。


素戔嗚尊櫛名田比売との住居を構えた地に建てられたという縁結びの神社です。お参りの後に御朱印を頂戴し、鏡の池で縁占いをしました(°▽°)
お札を水に浮かべ、その上に小銭を一枚置いてその沈んだ場所を見て占うというものですが……ちょっと小銭を置くのに高さが出てしまったのか、突き抜けて小銭だけ沈んでしまって…笑

野生のアカハライモリが生息しているのどかな小池でしたが、占いを終えた頃には激しい雨が降り始めました。

バスを待つついでにバス停近くのお土産所でお土産探し。
さすがは島根、因幡の白兎の神話が残る地。うさぎグッズだらけである。

昼食

バスで一度松江駅に戻り、休憩も兼ねて腹ごしらえ。

……肉です!!
まぁ私は蕎麦と蟹のアレルギーがあるのでアレルゲン食材が混入する可能性のあるお店では食事が難しいのでね。。。

堀川遊覧船

さてお腹もいっぱいになったところで、次のスポットは楽しみにしていた観光名所の一つ、堀川遊覧船。…なのだけれど、この頃には雨が一層激しくなっていて、雨天は乗れません!って事になったら嫌だなーと思っていたのですが。。。
あらかじめ旅行会社にオプションでチケットを付けてもらった遊覧船一周コースは雨天のため運行中止!!(泣)

でも半周コースは乗れるらしいのでチケットは半周コースに使うことに。がっかりですが不幸中の幸いか…。

この川は国宝である松江城のお堀として作られたものだそうです。
ただ、徐々に土が崩れて川底が浅くなってしまい、現在の姿ではお堀の役割を全うする事は出来ないだろうという事でした。
半周コースになってしまった理由として、川の水かさが増して潜れない橋があるのだそう。一周コースは内側のお堀までぐるっと巡るのだそうですよ。



カラコロ工房

雨がいっそう激しさを増してきた頃…というか、本当にお天気わるかったのですよね。フォロワー氏オススメのカラコロ工房へ。

昔郵便局だったという建物を利用した工芸品のショップがならぶ一帯です。
こちらで蝋石を使った勾玉の削り出し体験などをさせてもらいました(`・ω・´)

松江城に戻って見学をしたかったのですが雨でバスが遅延したりしているうちに到着は入館時間ギリギリに。その上、この光景を見たら……

「あ、なんかもう中入るの無理だわ」

って感じでした_(:3 」∠)_
そこから松江駅に戻るのも大変で、全身びしょ濡れ、体力も限界……。
フォロワー氏とは松江駅で解散し、がっかりしたのと雨で体力も精神力も奪われ、酷く疲れてしまって。
ヘロヘロになりながら出雲市のホテルに向かったのでした。

ホテルにて。

最悪だったのは、折り畳み傘を入れたビニール袋が破れ、鞄の中がダイレクトにびしょ濡れになっていた事。・°°・(>_<)・°°・。
ドールの紙箱も濡れてしまい、乾かしたけれど強度が落ちて歪んでしまいました。

でも予約したホテルが想像以上に駅前だったのは幸運でした。駅から徒歩2分?駅から徒歩30秒の間違いじゃないの?(`・ω・´)

また、ホテルのレストランがまだあいていて、金額も高くなかった事が幸運。
ハンバーグやステーキなどの料理がメニューに並ぶ中、私が注文したのはカツ丼定食。先日の説明会に引き続き。(正確にはカツ煮定食ですけど)だって卵食べたかったんだもん!!(`・ω・´)+

なんかどうも、疲れた時は卵料理が食べたくなるらしいです。抗うつ剤ロキソニンを飲まないと出社出来なくなっていた仕事を辞める数カ月間、食欲があったりなかったりのムラが激しくなっていたけれど、何故かやたらとコンビニのゆで卵だけは食べていたので卵の疲労回復効果に依存している感じはある。

しかし、温かい食事って何でこんなに癒されるんだろう!付け合わせのお味噌汁がしじみ汁なのも最高に嬉しかった。
ロンドンに行った時、日本から持ち込んだしじみのインスタント味噌汁に何度最高の疲労回復効果をもらった事か!

その後?
シャワーを浴びて一通りのやる事を済ませたら記憶がないくらい爆睡でしたよ(°▽°)

そういうわけで、1日目終了。
待て次回!

★次の記事