海に浮かぶ月のはしっこ

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【転職活動】元社畜、足を止めることなかれ

失業者という身分もようやく板についてきたというか、徐々に前職の事を忘れていっている気がしてやっとほっとしてきたところ。

職業訓練をどうするか…の話の続編です。

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以前、職業訓練に行きたいと話題にしたことがありました。
snow-moonsea.hatenablog.jp
職業訓練は失業者を対象に資格取得など就活に役立つスキルを学ぶことができる制度です。

テキスト代や試験代は別途かかりますが、基本金無料で資格学校に通うことができるので転職先が決まっていない失業者や次回の就職先は別の業界で手に職つけたいなどと考えている失業者にとってはとてもありがたい制度です。

私、職業訓練校学生になります

結論から言いますと…

私、9月生で「公共職業訓練 国際貿易ビジネス科」に合格しました(°▽°)
この講座はいつも受験倍率1.7〜8倍くらいらしいので「よく合格したな…」っていう感じはありますが、自分で望んだ事とはいえビジネス英語の授業がマジ地獄な気がするので気を引き締めていこうと思います。

試験内容は書類選考(アンケートと志望動機)だけだったので、合格のポイントがなんだったのかはよくわからないです。おまけに、基本英語力が求められる講座だったのにアンケートにはド正直に英語力の項目は「初級」と書いています。
だってここで嘘ついても後で苦しいだけだし…。

担当者さんや事前説明会に参加した時のアドバイスから推理してプラスに働いたのかなと勝手に考えている事についてメモしておきます。


・説明会に参加し、授業内容を確認・よく理解した旨を書くこと(説明会で「書いたほうがいい」と言われた事です)
・次の仕事はどんな業界・職種を目指したいのか具体的な内容(私はあまり具体的には決まっていなかったのですが「商社」「貿易の知識が生かせる事務」と書きました)
・前職での仕事内容からどうステップアップしたいのかという具体的な内容(私の場合は前職で少し内容がかぶる部分があったのでその説明の上で「専門性を高めた仕事をしたい」と書きました)
・学べる内容に対して何故興味を持ったのか(私の場合は趣味のひとつが「海外通販や個人輸入」なので、その部分について)


うん、具体的に良いんだと思います(;^ω^)

私は海外通販も洋画も英文学も大好き。
だがしかし、私の弱点は英語…。


私の「翻訳されていない資料を読みたい気持ち」 |||<超えられない英語の壁>||| 翻訳されていない資料&原文


……ですよ…。
「もしも勉強する機会を与えられるなら何を学びたいか」と聞かれたら英語だ、と答える程度には英語が弱点で、今まで英語ができなくても何とかする方法ばかり考えて逃げてきたから少しは腹をくくります。
そのための職業訓練ですし(°▽°)

本当は基礎からビジネス英語が学べる講座があればよかったのですが、なかったので「国際貿易ビジネス科」という講座を選んだわけですが、社畜を辞めて徐々にパワハラによる洗脳を解いていくとともに将来のことについては目標も具体的に何もわからない「頭が真っ白」な状態だった私に「漠然とした事務職、ではなく少し専門性を高めて「商社で貿易の知識を持った事務職として働く」」という新しい選択肢兼目標を与えてくれた良い機会です。

そういう機会を与えられたことに感謝しないと、ですね。

職業訓練を始める時期の話

ちなみに、職業訓練ですが、職業訓練を始める時期にも選択肢があります。
・失業保険の受給が始まっていなかったり、まだ十分失業保険の受給日数が残っている場合、通学手当が支給される
・失業保険の受給日数がほとんど残っておらず、職業訓練を受けている間に受給が終わってしまう場合は職業訓練が終了するまで受給日数が延長される。

まぁ本来は「職業訓練」って「就職したいけどなかなか決まらない」「早く就職するためにスキルを上げたい」という人のための制度なので、そういう打算的なことを考えるのは褒められた事でもないのでしょうけれど( ´ ▽ ` )


私の場合、残り日数から逆算して9月生か10月生で合格すると通学手当の対象だったんですよね。
10月生は授業内容が少し異なる事、また、学校の場所が私の住む埼玉からだと遠くなってしまう事から9月生で合格したのは本当に幸いな事でした。

そう、職業訓練の受験は毎月行われますが、授業内容や学校の場所が違うんです。
内容によっては翌月実施されないこともあるので「これだ!」と思ったら計算なんてしないで、ダメ元で受験するのがいいのかもですね。
ただ、授業期間中は原則遅刻・早退・欠席できないルールがあるので注意です。例えば突然の体調不良などならやむを得ない理由として認められることもありますが、手続きが結構面倒くさい上に「合計欠席時間」は蓄積するのでしない方がいいですよね…(※合計20%以上の欠席時間で退学)

合格者説明会 in 東京

まぁそういうわけで…私が合格した講座は埼玉県ではなく東京なので、はるばる(?)東京まで説明会に参加しに出かけました(°▽°)
いやぁ、東京って入り組んでてわからないですね。

場所は都庁・東京都議事堂の敷地内にある都民ホール。

都議会議事堂ってこんな感じです。

何このノートルダム大聖堂みたいな建物。


説明会自体は受講にあたってのルール説明が主で、特に何事もなく終了しましたので、都庁内のレストランで食事を取ることにしました。


朝ごはんを食べておらず料理の写真をみた瞬間から「卵食べたーい!」という気持ちで満たされたので卵とじのカツ煮定食をオーダー。1080円です。
12時を過ぎると外から人が集まってきたので、地元の都民からも愛されるレストランなのでしょうね。
都内の割には全体の定食の価格も良心的かなと。度々唐揚げ食べ放題などのサービスイベントやスペシャルメニューも出しているようですね。

でも去年、展望台エリアでブランド豚の料理を出してくれる群馬の県庁レストランを体験してしまったので「群馬の方が頑張ってる気がするぞ」とおもってしまったのは内緒です。
もしかして、都庁の上の展望台エリアにもレストランあるのかしら?
……失業者には価格帯が怖いが…。

余談:新宿駅ナカで本格英国スコーンを買って帰る

1時間半の説明会のために交通費を出して都内に来たというのもなんだかつまらないような気がしたので、帰りにお洒落なお菓子を買って帰ることにしました。
具体案としては「アフタヌーンティーのメニューで出てきそうな」ということで、マカロンorスコーン。

簡単にググってみると新宿駅には人気の英国スコーンのお店があるというのでそこで決定(`・ω・´)+
デメララのスコーンです。

実は楽天市場で気になっていてずっとカートに入れていたけど6個もいらないので保留にしていたのですよね。

item.rakuten.co.jp

一個230円でげんこつくらいの大きさがある…コスパ最高。
本場のクロテッドクリームとベリージャムも食べきりサイズで購入できる。
やはり日本のスコーンとは味が違う。クリーミーでバターの甘さが絶妙です。

今までに食べたスコーンの中で1番美味しかったので、学校が始まったら帰りに買って帰る楽しみもあるかもしれません(°▽°)

仕事を退職してから今までのこと

仕事を辞めてからは初めて大阪に行ってみたり、初めて一人旅に出てロンドンを歩いたり、初めて髪を染めたり、初めてベビーシッターをしたり……初めて家出もしました。初めて伊勢にも行きました。
ここ数ヶ月は夏バテで人間性というものが仕事をしてない気がしますが、結構色々な事が駆け足で過ぎていった気がします。

もちろん、要所要所でちゃんとやるべきことはやっていますよ!
ハローワークには定期的に出かけていますし、先週は就活エージェントにも会いに行きました。
(ただ、今回お会いしたエージェントさんはあんまり親身になってくれなかった印象…エージェントさんなんてこんなものなのかなぁ?)

「せっかく社畜から解放されたのだからやったことがない事をたくさんやってみよう」という気持ちがあったのも確かです。
ロンドンではこれでもかというくらいお天気に恵まれ、寝台特急チケットも当選、職業訓練も合格。
割と要所要所で順調に進んでいる気がします。


まぁ…前の会社から未だに連絡が来たり、前の会社の経理さんから愚痴メールが来たり、前の会社との繋がりがまだ微かに残っていることが気がかりではありますが。

彼女が辞めたいと言って、それに対して私が早く辞めた方がいいと言っても「辞めたいけど〇〇するまでは辞められない」と返される事半年以上。その〇〇はその時々によって変わります。私がどんなにハローワークで「未だにそんな会社あるの…?」「辛かったね」とブラック企業上がりのかわいそうな人扱いをされた環境であろうと、どんなに私が「辞めた方がいい」と言おうが多分彼女の心には届いていない。
もはや、辞めないのか辞められないのか、わからない。

多分私が何を言おうと無駄だろうなと半ば諦めています。
きっとパワハラに晒されすぎて、選択肢なんて見えてるようで耐えることしか見えてないと思う。

よく調教された社畜とはこのことだと思う。
私も言葉すら正常に発することができなくなりロキソニン抗うつ剤を飲まないと出社出来なかった日々の、それが当たり前で、辞めるという選択肢があるようでなかった毎日の中で、ある日突然「ちょっとおかしかった」精神状態の日に退職願を叩きつけることができたのです。
普通(あの流れ)ならそんな判断しなかったはず、って今でも思うのです。

だからパワハラの社内サンドバッグとして、社畜として調教されてしまった彼女にもそういう瞬間が訪れない限り辞めるのは難しいのかも、と私は思っています。最終的には彼女の判断にゆだねられるし、私には何もしてあげられないので。
これは自分への戒めでもあるけれど、でも私もまた次の環境でもそういう環境に当たってしまったら、また同じ罠にはまってしまう気がするのです。


どうか人の為に献身的に尽くす事に躊躇いのない、あの美しい心を持つ彼女に平穏な未来がありますように。
早くあの黒に限りなく近いグレーの会社との縁が切れますように。

ついついそう願ってしまうのです。


そしてどうか私にも輝かしい未来がありますように!(°▽°)
ひとまず10年ぶりに与えられたスクールライフの機会を頑張りたいなと思う次第です。目の前のことからコツコツと!