海に浮かぶ月のはしっこ

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【ゲーム:BIOHAZARD】文学愛好家の日記:バイオハザード新作発売直前!

もうすぐ『バイオハザードRE:2』が発売されるのでそれに絡んだ話をしてみることにします。

何となく洋館とかに落ちてそうなタイトルにしてみましたが、私、Tウイルスに感染してないですし、後ろのクローゼットから飛び出して来たりしないです(・ω・*)

BIOHAZARD RE:2  - PS4

BIOHAZARD RE:2 - PS4


バイオハザード』シリーズは私の大好きなゲーム。1番やりこんだのは『バイオハザード4』で、マーセナリーズ報酬を含む全ての隠しアイテムを入手したくらい。
この作品に限ってはメインストーリーだけでも軽く10周以上は遊んでいるかな…と思います。
何故かPS2版持っているのに、PS3PS4もダウンロード版をインストールしてある。。。

バイオハザード4 - PS4

バイオハザード4 - PS4


就職してからはほとんどゲームなんてしなくなっちゃいましたけど。インプットばかりではいられなくて、定期的にアウトプットしていかなければいられない…だけどアウトプットに力を入れるとインプットに取る時間がない…そんな毎日を繰り返しています。


だけどバイオハザードは繰り返し遊びましたし、コンセプトカフェ(カプコンカフェや今は亡きカプコンバー)にも何度も足を運びました。『バイオハザード・リベレーションズ2』はかなりのお気に入り。
私の中で大切な作品に位置付けられている、フランツ・カフカの『変身』を筆頭にカフカの著作がキーになっている事に心躍って。
プレイした後に『流刑地にて』を夢中になって読みましたっけ。だってほら、第一ステージに設置してある不気味な装置、『流刑地にて』に出てくるあの装置そのまま……。

カフカ短篇集 (岩波文庫)

カフカ短篇集 (岩波文庫)

kindleで読んだから紙の本でも読みたいなぁ)



だけど『バイオハザード7』が発売されると聞いてPS4を買ったくらい、『バイオハザードRE:2』は発売予定日が発表されてまもなく予約をしたくらい、バイオハザードは大好き。


けれど『バイオハザード7』をプレイした時の違和感とか、『バイオハザード6』のレビューとかを眺めていると、「私はバイオハザードにホラーを求めてはいないんだよなぁ…」となんとなくぼやいてしまう。
受容と供給と、真逆を求めているような気がしてならない。だからといってアクションゲームが好きなわけでもない。


そもそも、私はホラーというものが好きではない。…好きではないはずなのです。
認めたくないだけという話ではなくて、多分「怪奇」は求めているけれど「恐怖」を求めていない。
怖い思いをするのは嫌。耐えられないわけじゃないけど、スプラッターシーンやグロはできれば見たくない。グロいだけのホラーなんて私とは相性最悪です(;´・ω・)


だけどどうにも『バイオハザード』シリーズは好きでならない。それに、『サイレントヒル』シリーズと『デメント』も大好き。
「いやいやそれホラーゲームだから!」と言われましても、私の大好きな作品です。

サイレントヒル HD エディション - PS3

サイレントヒル HD エディション - PS3

デメント カプコレ

デメント カプコレ

怖いか、って聞かれると「確かに怖いんだけど怖いから好きなわけじゃない」というか。

ついでに言えば、このブログを立ち上げるきっかけである『フランケンシュタイン:或いは現代のプロメテウス』も『ジキル博士とハイド氏』も『透明人間』もゴシックホラーで初期SFホラーなんですけど…。
私はどれも「恐怖」を求めているわけではないし、ホラー小説という認識を一切していません(;´・ω・)


ホラーというくくりは色々なジャンル名があって、TSUTAYAで映画を探す時も「「ホラーとかスリラーとかスプラッターとか…」何がどう違う?」ということで悩むのですが、どちらも私の好きなくくりを表現しているとは思えません。


前述の通り、恐らくは「怪奇」(ちょっと不気味で怪しくて時にグロテスクな…)を求めていて、主人公や登場人物が恐怖や絶望に駆られながら葛藤しそれでも戦う様、もしくは時に死という形で逃げ出したり、置かれた状況に苦悩する様……そんな姿を眺める事が好き。


だから、多分「優しいホラー」が好き。
人を物理的に脅かしたり、精神的に追い詰めていくホラーではなく、怪奇的状況に追い込まれた人々の間で強調される強さや愛や絆や友情を垣間見る瞬間が好き。
『デメント』もほら、相棒(犬)がいるし!(*‘ω‘ *)

バイオハザード』の主人公たちはとても心が強いですが、それでも大切な仲間を失ったり助けたかった人物を助けられなかったりして苦悩や葛藤をしますよね。
バイオハザード・ダークサイドクロニクルズ』の滅びし町の記憶のアーカイブアイテム(物語を読み解く手がかり)でシェリーちゃんが母親に「パパは?」と聞くシーンや、忘却のゲームでスティーブが「君を殺したくない」と嘆くシーン、オペレーション・ハヴィエのアーカイブで黒幕ハヴィエ氏の隠された葛藤を知った時など、本当に愛しくて震えたことを覚えています。

バイオハザード クロニクルズ HDセレクション - PS3

バイオハザード クロニクルズ HDセレクション - PS3

バイオハザード4』もラモン・サラザールが好きでした。
とりわけ、アーカイブとして拾える執事の手記を見てからの話ですが、彼の身の上を知ったら可哀想になってしまって。


もともと「変身」や「異形化」というモチーフが好きで、「自分が自分じゃなくなっていく恐怖に怯える」とか「姿は変わってしまったが心は変わっていない、もしくは挿げ変わった本能で人を殺そうとしてしまうが本当はそんなことしたくない」とか、「大切な人を人間に戻そうとして奔走する」とか………
「変身」によって乱れる人間関係が好きです。
バイオハザード2』のバーキン一家とその人間関係が顕著に好き。『バイオハザード(HD)』のウェスカー・レポートを読んだ後にプレイした『バイオハザード0』のウィリアムとウェスカーの過去+洋館事件直前の関係等、知れば知るほど関係性が強くて楽しい。
バイオハザード6』では大人になったシェリーちゃんもプレイヤーキャラクターとしてプレイできますしね(`・ω・´)+

バイオハザード6 - PS4

バイオハザード6 - PS4


バイオハザード』シリーズは延々と変身・異形化の葛藤の連続なので余計に愛しく感じるのですが、『バイオハザード7』はその成分が少なくてホラー、オカルト面が強いような感じがしてイマイチ私の感性に合わなかった…という経緯があります。


ジキル博士とハイド氏』も変身するよね。
本当は嫌々変身する方が好きなので自分の評判を落としたくないがために別人に変身する彼は本来は性癖の圏外にあるはずだけれど、アタスンおじ様とラニヨン氏がいるから、その間で揺れ動く人間関係が凄く好ましい。


ここの所忙しくて、結局配信されている『バイオハザードRE:2』のお試しプレイはせずに発売日を迎えそうですが、『バイオハザード2』とかなり違うと聞いているので楽しみなような怖いような……好きな作品はあまり改変して欲しくないので、「もう一つのルート」と考えても私自身が納得できるかはわかりません。

先行配信映像を見てもレオン、クレアだけじゃなく、ウィリアムとアネットさんとシェリーちゃん、全員デザインが『バイオハザード・ダークサイドクロニクルズ』から変わっている。。。
とても寂しい。
バイオハザード・ダークサイドクロニクルズ』も多少の改変はあったけど改変の仕方が凄く良かったと思っているのでそんな風に納得が出来たら最高なのですが。。。


問題なのは「私が気に入るかどうか」。
でもそれは作り手が悪いわけでもホラーを求める多数派の人が悪いわけでもない、それは私と作品の相性の問題。

待ち遠しいような、怖いような、先延ばしして欲しいような…………。
前作である『バイオハザード7』があまり好きになれなかった私には、今が一番不安で、怖いかも。