海に浮かぶ月のはしっこ

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【ドール】最終回/フランケンシュタインを作る その5ー髪の毛を整える&お洋服仕上げ

私が勝手に「可愛い」と思い込んでいる「フランケンシュタイン:或いは現代のプロメテウス」(1818年)の主人公ヴィクター・フランケンシュタイン(21歳)くんをオビツ11で作る話。

この日、12月21日!
もし本当に「フランケンシュタインオフ」に間に合わせたいなら今日中に仕上げなくてはならない!( ゚Д゚)

そんな最終日の
いや、そもそも「思い立って1週間で仕上げる」ってこと自体が割と狂っているんだけどね。


☆これまでのお話
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では髪の毛を整えましょう。
髪の毛を整える方法は色々ありますが、今回は「ウイッグカット+ドール用ヘアワックス」の組み合わせ。

方法の種類としては他に植毛したり、植毛済みヘッドを購入したり、ウイッグを作ったりする方法もありますし、髪型がセットしてあるウイッグを購入する事も出来ます。

今回はちょうどよいデザインのウイッグが見つからなかったのでウイッグを加工するという手段を取りました(*'ω')


今回使ったのはPARABOXさんのウイッグで、4インチのショートカット(ブラック)。
www.parabox.jp

まだこの時ヴィクターくんのヘッドの絵の具が乾いていなかったので以前作ったヘッドにモデルになってもらいました。

ショートカットと言いながら、割と長め。

なお、ウイッグの向きは、ふちの部分にゴムがついている方が後頭部側になります。

髪が縦(↓)の方向に対して横(→)の方向にハサミを入れるとおかっぱ仕様になってしまうので、ハサミは縦(↑又は↓)の方向に入れていきます。がっつりはさんでしまうとハゲてしまうので色々な角度から確認しながら、ちょっとずつ。
(でも結構バッサリ切る事になります)


段々顔が見えてきて、髪型らしくなってきました。

髪に簡単なクセをつけたり、まとめたりする場合はドール用ヘアワックスを塗って目の細い櫛でで整えたり、指で撫でつけたりまとめたりします。
ドール用ヘアワックスは「アゾン」さんか、「ボークス」さんで売っていますよ(*'▽')


もっと強いクセをつけるにはパーマをかける方法があるけれど…今回は行わないので説明は省略します。



一方ジャケットはこのジャケットを結局別の色で作り直してしまいました(;´・ω・)

で、作り直したやつは縫製が気に入らないのでまた作り直すかもしれない(無限ループ)

一方、ベストの方は前面のパーツの裏に改めてベルクロ(超薄手のマジックテープ)を貼り付けましたが、その後うっかりアイロンをかけてしまって粘着が弱くなってしまったので…また作り直すかもしれない(またか)
最も、作り直さなくても見た目は変わらないと思います。
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このベストは縁取りとボタンがあります。
縁取りは2mmのサテンリボンを裁縫上手で貼っています。ドール用のボタンも売られていますが、4mmより小さいものは売られていないので、今回はネイル用のスタッズを使用しました。

サイズは2mm。
ホットフィックス(アイロン用のり)付きのタイプなので上からアイロンで軽く温めればぴったり張り付きます。

ボディにヘッドとウイッグを取り付けて……。

うん、いいかんじです。

リボンタイは縫い付けるか迷ったのですが、迷った結果、2mmのサテンリボンを首元でリボン結びにしました。

あと靴下なども作れたら良かったのですが、時間がないので今回は省略。また改めて作ります。

靴はオビツ11用のマグネット付きローファー(茶色)にしました。

完成☆
ほぼ徹夜になってしまいましたがなんとか土曜日に間に合わせる事が出来ました。15日から衝動的に作り始めたから…1週間です。
(でもかなり無理はしている)



イラストと似てますか?(*'▽'*)
個人的には割と(私の)設定に忠実だと思います。


というわけで、数々の失敗を繰り返しながら(そしてスルーした失敗を修正するかどうかまだ悩んでいるが)ヴィクターくんを3次元に召喚することができました。

フランケンシュタインは人造人間じゃないし「人造人間を作ったフランケンシュタイン博士の名前です」とか言われるけど原作では大学生なので博士ですらないフランケンシュタインを作ります」という謎プロジェクト、完。

ちなみに土曜日の「フランケンシュタイン(※作品名)オフ」がどうなったかは、また後ほど。
このオフ会を通して「私…今まで自分が思ってたよりヴィクターくん擁護派だったのか…(いやヴィクターくんは元々キャラクター性が大好きなんだけど)」とようやく自覚したりとかしたので、もそもそ書いていきたいと思います。