自分用ブックカバーを手作りするため、絵の資料を探してグーグルマップのストリートビューでロンドンを彷徨う私。やっぱり資料には本物を見るのが一番!でもこれはちょっと近代過ぎないか??と至極当然のことを言い出す私。だって背景に描きたいのは1986年のロンドン!
地形はストリートビューでわかるけど建物がわからない。せめて1850~1900年頃のロンドンの雰囲気が分かれば……
そんな時、「そんなん、実際に行けばいいじゃん☆」と1868年のロンドン観光に繰り出したのであった。
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私はアサシンクリードシリーズは初心者。オリジンズでアポロン神殿に行ける!なんて知らなかったら、オリジンズにも手を出していなかったかも。
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(セラピス/エジプトやギリシャの神々を習合させて作られた冥界の神。詳しくは知らないのですが、バイデントを持ち、ケルベロスを連れたハデス神の姿で表現されることが多いようです。
アサクリのセラピスは2018年3月に行ったイラクリオン考古学博物館のセラピス像に激似。)
事の起こりは、私が(いつものように)うっかり原作沼に足を突っ込み、更にうっかり「ジキル博士とハイド氏」のブロマンス要素にメロメロになってしまった事に起因する。(狂言回しのアタスンおじ様とジキルおじさんがシャーロックホームズとワトソン並みに仲良し)
1968年のロンドンを歩けると知った時に衝動買いしたのがこの「アサシンクリードシンジケート」なのだけど、操作が難しくて積みゲー状態になっていたのですよね。
「ジキル博士とハイド氏」自体は元々そんなに長くない小説なので4~5回は周回してると思うけど、お気に入りの翻訳がこれ。
- 作者: ロバート・L.スティーヴンソン,Robert Louis Stevenson,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
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2018年の6月は「蠅男の恐怖」のファンアートをスマホケースにプリントして一人で喜んでいたので、それと同じような絵本みたいな絵柄のブックカバー(紙製の予定)を作れたらまた一人で喜んでいられるかも☆…なんて思い、ファンアート描きに着手し始めたのですが、冒頭の悩みにぶち当たる。
それを解決すべく、主人公のジェイコブを相棒に1968年のロンドンを観光することにした私。
早速馬車に乗り込み、背景に描きこみたいビッグベン(1859年にできたんだって!)を目指してロンドンの町を観光。でも操作が下手なので町の街灯を次々になぎ倒し、壁に車体をぶつけては、馬で通行人を弾き飛ばし、馬車が発進するたびに罪なき市民の悲鳴がこだまする…。
更に悪い事に、私はジキルさん(スマホゲー「FGO」のキャラクターの方)を自分のパートナー英霊に迎えるまでロンドンそのものに興味を持ったことがない。それは私がハリー・ポッターの読者だった頃でさえ、ね。
だからビッグベンがロンドンのどの辺にあるのか知らない。
(だってほら、グーグルマップの場合は「ビッグベン」って打ったらピンポイントで出てくるじゃない!)
ので、シティ・オブ・ロンドン地区内をぐるぐるぐるぐる回る羽目になり、観光というよりは町を念入りに破壊してる気分。「あ~、ごめん!ごめんごめん!」と心の中で叫びながら、ハイド氏の起こした暴力事件の数々をゆうに超えるであろう被害者を出しながらそれっぽい建物をしらみつぶしに回った結果、見つからなかった(*‘ω‘ *)
※諦めてグーグルマップで場所を確認しました。
これが現在のビッグベンが見える風景。
最初に参考資料にしようとしたのはこんな感じの風景です。
そしてこちらがアサシンクリードシンジケートの風景。
縮尺が実物と違うようですがイイ感じの完全に一致写真が撮れました!
そのあとよさそうな風景を探してビッグベンの近くをうろついていたのですが、観光に夢中になり過ぎて、気が付いたらごろつきに絡まれ、ゲームオーバーしました( ;∀;)
治安悪すぎだよ19世紀ロンドン!いたるところにごろつきがいて目を合わせると発砲してくるし、街を徒歩で観光してると泥棒やリンチの現場にしょっちゅう遭遇する!(オリジンズの古代エジプトの方がよほど治安がいい)
そういえばジャック・ザ・リッパーもこの時代だし、スウィーニー・トッドみたいな都市伝説も生まれる場所。治安がいいわけないか(-ω-;)
もう少し操作に慣れたら積極的にミッションをこなしてみたいところ。
でも個人的には、ブックカバーを仕上げるまでは観光だけにしておこうかな。なんて。