私、最近卓上旅行ばかりしております。
卓上旅行…つまり、地図やパンフレットを眺めて行った気になってみたり、本当に行くかは置いといて、観光プランを立てる遊び。インターネットを駆使すれば、Googleビューを使ってバーチャル的に本当に行った気になれるのだから凄いなぁ。
でも建物の中に入ったり、建物の大きさを肌で感じるにはやはり行ってみないとなりません。
去年のギリシャツアーではマニアックなところにたくさん連れて行ってもらったので、そういったところはやっぱり現地に行かないとビューがなかったりするんですけど…。
私は今までこういう趣味があった事はないのですが、突然暇が出来る事になりまして。
ある事がきっかけで、7年勤めていた会社を辞める事にしたのです(-ω-;)
まだもうしばらくは出社しますが、出口の決まっているトンネルのようなものです。
もうすぐそこに、出口があります。
辞めるタイミングについては半年くらい前からずっと考えていたのですが、その決心がついたのが突然の事だったので、「◯◯して〜、◯月頃に再就職して〜…」という計画は具体的に立てていませんでした。
逆に期間が空いてしまうと私の性格上、焦ってよく考えずに空回りしてしまいそうなので、少し頭を冷やしたいと思っていたところなのです。
その一環として、ひとまず友人とユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行くという事になりまして。友人から7年以上前から「行こう」と誘われていながら、未だに行ったことがないのですよね。
その為のパンフレットを入手するために立ち寄った旅行代理店で「おひとり様ツアー」という言葉が目に留まり、そのパンフレットを持ち帰ってきたのがきっかけ。
そっか…行こうと思えば行けるんだよな。
パスポートもあるし休みもある。
本当に行くかどうかは別として。
後日、旅行代理店で大阪のホテルを予約しに行きまして。その時におひとり様ツアーの棚を眺めていたら、旅行コンサルタントの方に声をかけられ、具体的なプランを提示され。
そこからだんだん本当にその気になってきたというわけ。
単純といえば単純(๑╹ω╹๑ )
けれどいざプランを立ててみるとなかなか難しくも面白く、勉強になることも多々です。
また、「おひとり様」なんて考えた事なかったし、おひとり様料金を加算して予算内に収まるプランを探すのもなかなか難しい。サーチャージ料や航空税等を足して予算内に収めるのか、ツアー基本料金のみを予算内と見なすのか……。
考えてみれば今まで行った海外旅行は、ツアープランが既に用意されていたり、同行者がプランを考えてくれましたから、そういうのも初めてです。
「そもそも私が一人で海外の公共の乗り物を使えるのか？」や「言葉の通じない世界に放り出される自由時間やばない？」など、たくさんのプランを眺める中で今まで考えもしなかった事を考えてみたり。
言っておくけど！！私！！！英語とかわかんないので！！！！！
色々な事が「初めて」の塊です。去年ギリシャに行ったのも記憶に新しいはずなのに、まぁでもツアーで自由時間もほとんどなく、友人と一緒だったからそう不安もなかった。
けれど、この卓上旅行、私はおひとり様(๑╹ω╹๑ )
さいとしーいんぐっていっとけばだいじょうぶ。。。。（自己暗示）
※ Sightseeing → 入国の目的を聞かれた時に答える「観光です。」という回答
旅の候補に上がっていたのは、
ギリシャ、イタリア、パリ、モンサンミッシェル、台湾、ロンドン、ジュネーヴ。（希望順）
ギリシャは何度でも行きたい。
それ以外にコンサルタントさんに伝えた情報は予算、希望の月、一人旅であること、添乗員付きがいい事。
それから………
・ギリシャは去年2週間のプランで、アテネ、エギナ島、クレタ島（1週間滞在）を主に観光した
・イタリアはローマとヴァチカン市国にしか行かなかったのでそれ以外の地域に行きたい
そこで「南イタリアとシチリアの旅」を勧められて、パンフレットをお持ち帰り。
その日から、卓上旅行の日々は幕を開けたのです。
海外一人旅経験のありそうな友達に聞いて回って検討の幅を広げてみたり。
パンフレットの略地図で観光地の場所と特徴をおさらい。
様々な検討の結果、たしかに予算内で添乗員付きで私の興味の強そうなツアーというと「南イタリアとシチリアの旅」はかなり魅力的。古代ギリシャの遺跡が残っている地域もツアーのプランに含まれている。
一度イタリアに行っているわけだから、食事が口に合わない心配もさほどしなくていいはず。
「もし本当に申し込む場合は早く参加席を抑えておいた方がいい」とコンサルタントさんに言われたのですが、でも他の地域も捨てがたい。
それに安いプランもあるわけで、もしそのプランで妥協できるなら安い方がお土産や他の諸経費にお金を回せるので楽だし、おひとり様専用プランの方がおひとり様料金の関係で安上がりだったりする。
申し込むかどうか、もう少し考えさせてほしいなーーーーー
……なんて思っていたら、相談に乗ってくれた友人が放った「聖地巡礼しないの？」という一言により事態は急展開を迎えるのであった。
次回に続く（としておきましょう）
