海に浮かぶ月のはしっこ

映画や文学作品、神話関連その他の事をおぼえがきしますよ

【日常】渋谷でランチとグレゴール兄さん in Catalan Spanish “Bikini TAPA”

展示会「害虫シンフォニー」を見た後、スペインバルでランチをしたのでその記録。

このスペインバルに来たらふとグレゴール兄さん@カフカ「変身」 の事を思い出したのでした。
まぁその話も少し。


休日ランチメニューの前菜。
冷製トマトスープとサラダと生ハム。

冷製トマトスープ、単純にトマトの味が強いのかなと思ったらミネストローネのような野菜やコンソメのような凝った味わい(*‘ω‘ *)

私のチョイスしたメインディッシュは「白身魚のスケット(パセリピラフ付き)」。

白身魚のサッパリした味わいだけど、皮は塩がきいていてスープと絡めて食べると程よい味加減。
パセリピラフは香りも良く、雰囲気はバジルソースを思い出すのだけれどパセリなので後味がスッとしている。


+200円で飲み物を、+300円でデザートを注文できるのでせっかくなので注文(*´з`)

スペインスタイルのアイスコーヒー。
ホットコーヒーにお砂糖を入れてから氷で冷やしていただきます。

砂糖を入れてから「元のまま(=温かいまま)飲んでもおいしい(*‘ω‘ *)」と言ったら、友人に「砂糖入れてるから元のままじゃないよ!(;^^)」とツッコミを入れられましたが、まぁこれから氷とミルクも入れちゃいますので…!

というわけで投入…!

こうして、大分見た目も変わってしまいましたが…

「もうこれ日本語訳どころか抄訳になってる?」

…まぁその話はまた別の機会に。


追加デザートはプティングでした(*‘ω‘ *)

香ばしいカラメルソースのほのかな苦みがまろやかなプティングとよく合います。甘すぎずさっぱりといただきました(^^)



さて、最後になりましたが…。
このお店に来た時、グレゴール兄さんの事を思い出したのは何年も前の話ですが、彼女にカフカの「変身」を読んだことを報告したのがこの店だったから。多分、座ったのも同じ席。

変身 (新潮文庫)

変身 (新潮文庫)

元々は変身モノ好きの私のために彼女が勧めてくれたのですけれど、ここで私が言った感想に彼女は「その発想はなかった」と言っていたものです。

この本を読んだのはパワハラ受けたり転職しようとしたら内定取り消しに遭ったり、そんな色々があってようやく転職した後の事ですからね。
彼女が読んだのは高校生の頃の話だと言っていましたので、共感するポイントが違ったのだろうと思います。


まぁあれから4年くらい経つんですけれども、私はまぁ何とか生きてますし、グレゴール兄さんの存在あって冷静になれた場面もいくつもありますよ。彼の生きざまを見たからこそ第三者目線になれるというか。

あの日「グレゴール兄さんみたいに死なないようにしようと思った」と言った私ですが、その時のその言葉の意味はどちらかといえば「勤め始めた会社がブラック企業だと思ったら直ぐに逃げよう」という意味だったのだけど。
今はどちらかというと、「自分の心の異変に敏感であろう」という気持ちが強いかな。

健やかに生活するために、こうして友人と食事を共にする喜びを喜びと感じられるために、私は自分の心の異変に敏感であろうと思う。