私がネットオークションを嗜むようになったのは、約10年前。
ドール趣味を始めたのと大体同じくらいの時期でしょうか。
今日はネットオークションのお話。
オークションはギャンブルだ!
ネットオークションの良い所はレアアイテムが買える事。
公式ではブラインド形式で販売されているアイテムの中身を見て買える事。
時に、定価より安く購入できる事。
でもこれって結構なギャンブルだと私は思っています(;´・ω・)
出品者、そしてライバル入札者との駆け引き……。
出品者を評価項目から見て、信用できるのかチェックし、写真を見て状態をチェックし、そしてライバル入札者の出方を伺いながら徐々に値段を吊り上げていく…ギャンブルですよ(+_+)
出品者も詐欺や粗悪な偽物を売りつける悪い人もいるのでそこらへんも賭けですよね。
だから評価項目を確認して信用しても大丈夫か判断するんですけど…。
こういうギャンブル要素が大きい分、多少のストレスもかかるのでただ「安く買いたいだけ」なら、私はショップの通常購入で買ってしまうのですけど。
(でもショップが多少の傷がついた物などを訳アリ品としてオークションで安く出してる場合もあるから、そういう時はネットオークションってお得かもとかつい思っちゃう)
私がスリルを求めてギャンブルしたがる性癖なのは過去記事でも触れましたが…
snow-moonsea.hatenablog.jp
残念ながら、ネットオークションのギャンブル性はゲームセンターでのマシンVS私の真剣勝負には全然快感が及ばないです( ;∀;)
まぁ競り負けた場合のペナルティは「今回入手できる機会を失う」だけですし、昔と違って某Yオークションも参加費がかからない(昔は参加費として月額300円か500円だかのプレミアム会員に登録する必要があったのです)ので失うものは何もないわけですが。
それはわかっていても、競り負けるのはなかなかに悔しい。
けれど、ライバル入札者の様子を伺い過ぎて落札されてしまう事もあれば、ライバル入札者に煽られて予定予算をオーバーして入札しちゃうことも…。
それで落札が決まってしまうと我に返った時になんとなく負けたような気がしてしまいます。
オークション・デッドヒートは途中で勝負から降りて第三者として見ている分には面白いけど、当事者になるのは辛い。
それがストレスになるのもわかっているのでウォッチリストに入れて様子を見て…いるうちに入札忘れて終了しちゃうって事もしばしば(;´・ω・)
けれどまぁ、それはオークションではなくても同じかな。もたもた迷ってるうちに他の人に買われちゃうものです。
オークションは宝探しだ!
けれどやっぱりネットオークションはやめられない。何故ならネットオークションは宝探しだから!
レアものトレジャーハント
こういう絶版で手に入らないDVDも譲ってもらえちゃう。
例えば「フランケンシュタイン」の2004年版とか…。
- 出版社/メーカー: 日活
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こういうレトロ&レアなアイテムも譲ってもらえちゃう。
彼の名前はコードネーム:ブランドル・フライ。本名:セス・ブランドル。
”マクファーレンのムービーマニアックスシリーズ”のフィギュアと伺っています。
セスたんは割とイカレ科学者系のやべぇヤンデレキャラだったけど、このフィギュアのセスたん@ブランドル・フライはエンディングを思わせるつぶらな瞳が哀愁をそそります…
出典は「ザ・フライ」。ジョルジュ・ランジュランの「蠅」の映画化4作目にして、1作目のリメイクです。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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10年以上前、蠅男シリーズが特集された時の海外の映画雑誌らしい。何ページにも渡って蠅男シリーズ全5作が見開きで特集されている。英語が読めない事を悔しがりつつも、当時の俳優陣の写真がイケメン過ぎて超ハッピー。良い買い物だった…(*'ω')
表紙は"「蠅男の逆襲」とハエ取り紙の広告とコラボした時のポスター"みたいです。メインで映っているのは「蠅男の逆襲」版の蠅男、本名:フィリップ・ドランブル。
フィリップくん、ちゃんと仕事を選んで欲しい( ˙-˙ )
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まぁこれらは今までの戦利品のほんの一部ですけどね!(*^_^*)
海外オークションでは専ら日本では見かけたことのない、映画俳優さんのブロマイドとかに入札したりしています。英語をスイスイ読めなくても辞書とグーグル翻訳と自分の気力があれば割かしなんとかなるものです(・ω・*)
私の趣味はニッチでマニアックだと友人から多々言われますが(んー…そうかも)それでもグッズや関連商品を欲しがる性分です。だからそういったものを探す場合、ショップでは売られていないのでネットオークションに足しげく通う事になりますね。
でもやっぱり悪い人はいる…
オークションって不要物を売りたい人ばかりではなく、転売目的の人も集まるものです。
流石に転売目的で買い占める人はどうかと思うし、最近はアルバイトを雇ったと思しき悪質な買い占めの話もよく耳にする。
ケースによっては常識を疑う程度のものも(;一_一)
その話を聞いた後でオークションを見ると定価の数倍の価格で出品されていたりするから、嫌な気持ちになったりします。
最近は欲しかった数量限定再販のお人形が定価の倍の価格で何体もオークションに流れていて「あぁ…」と哀しい気持ちになったり。
値段がどう、という問題よりは気持ちの問題でとてもじゃないけど入札できません。
とは言ったものの、「私は転売目的の購入と思わしき出品物には一切手を出した事はありません!」…と言いたいものの、長いネットオークションライフの中で「1回もありません!」とは絶対に言えないです。
そもそも「どこからが転売か」という線引きが難しい。
転売とは本来、「買った物を他の人に売ること」という意味でしかない。なので、ハンドメイド等一部の出品物を除いてオークションに出品されている出品物の全てが転売です。
なので、私はこういった「(よくオークション等で批判対象となる)転売」は「転売目的の買い占め行為を経た出品物」という風に考えています。
だけれど、ブラインド販売系のアイテム(箱や袋で中身が見えないように販売されている「全○種類 ※中身はランダムです」系のギャンブル販売グッズ)もたくさん出回っているので余計に判断がつけにくい(;一_一)
ブラインド販売系のアイテムで被ったモノを出品している人でも、人気の絵柄だと元々値段を高めに設定している事も当然よく見かけますし、中古ショップを眺めた事があると、多少の価格の差は「相場なんだろうな」と思います。
それが転売目的の購入によるものなのか、全種類集めるために買ったけどたくさん被ってしまったから出品しているのか、簡単には判断がつけられない。
…という状況もあって、過去の出品物を見て「これは転売常習犯だな…」と思う人からは買わないようにしているのだけれど、私に出来るのはそれくらい。
つまりは「偶然に入手したものに価格をつけてオークションに出品するのは本来の在り方だと思っているけれど、買い占め行為という迷惑行為を経て出品されたものはまた同じ迷惑行為を助長するかもしれないから買いたくない。」…というのが私の気持ちです。
そういう状況もあって、オークションやフリマアプリは悪く言われる事も多いのですよね。
そんなに悪質なユーザーばかりではないと思うのだけど、私の遭遇していない所で詐欺や写真とは似つかない偽物を送ってくる等の話もあるようなのでやっぱりどこにでも悪い人はいる…(+_+)
こんな話をした理由
上記のとおり、オークションやフリマアプリは悪く言われる事も多いです。
なので、フリマアプリで購入を検討した時はかなりビクビクしたんですよね。結構ツイッターなどで見聞きするフリマアプリの取引トラブルは、常識を疑うものが多かったので。
しかし、最近は珍しくニッチな映画のグッズ以外に、スマホゲーのキャラクターグッズ等を探したりしています。いや、そもそも私が、コンスタントにグッズが出る作品に夢中になる事自体がかなり珍しいのだけど(^_^;)
そういったものはオークションよりフリマアプリの方が見つかる確率が高いのです。
ニッチな映画グッズはやっぱりオークションの方が強い。
…でも実際は、オークションより親切にしてもらえることの方が多かったです(・ω・)
梱包にしても、見た目もきちんと綺麗にしてくれる人に当たる確率がオークションより高い気がします。
(私はあんまり梱包の綺麗さは、最低限商品が安全に運ばれる状態を保っていてくれれば多少包み方が汚くても気にしない方ですけど)今も度々取引トラブルの話をよく聞きますが、全てが全てそうってわけでもないらしい。まぁ当然か。
勿論、オークションでもいい人はたくさんいます。
送料をもらい過ぎたからと向こうから返金してくださった方もいますし、荷物が行方不明になった時に親身に対応してくださって無事届いた事もあります(この時、「郵送事故の申請って思ってたより面倒くさいんだな…」と思いしりました(-.-))。
最近は軽い気持ちでスマホゲー関連のカードと缶バッジのセットを落札したのですが…
ビニールで何重にも保護してあるしハードタイプのプラスチックケースにおさめてある!!!!!(゜Д゜)
こういった薄いアイテム(俳優さんのレトロなブロマイドとか)の梱包では段ボールの切れ端で補強してあるものしか見た事がなかったのでビックリ。綺麗な厚紙の台紙を用意するのも、ハードタイプのプラスチックケースを用意するのも、手間やお金がかかるだろうに…。友人曰く流行りのジャンルのグッズを交換する時は良くあることらしいけど、ここまで丁寧に梱包してもらったら頭が下がる一方です。
嬉しいし感謝しかない。大切にしよう…(・ω・*)
…と、こんなこともあって、オークションライフはささやかな喜びに巡り合える事もあるなぁなんてしみじみと。
なので私はやっぱりネットオークションが好きですよ(*^_^*)