海に浮かぶ月のはしっこ

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【雑記/読書/イラスト】物語の色。

原稿の息抜きにマッドサイエンティストヤク厨コンビ。
グリフィン@透明人間とエドワード・ハイド@ジキル博士とハイド氏
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……カッコよく描きすぎたかもしれない。


グリフィンは原作設定で白い髪+ピンク色の肌+血走ったようなガーネット色の瞳の34歳。原作の本文でも「生まれつき色素が薄い」「アルビノのような」と本人が言っている。
キャラクターのカラーリングとしてはキャラが立ってる気がする。けれど、アルビノ体質は大変そうなので何とも言えないのですが。グリフィンのこの体質の設定はグリフィンの透明薬の構想に繋がるので物語としては必要な要素になっています。

グリフィンは透明薬を飲まなくても元々粗暴な性格だったようだけれど、透明になってからは行動がエスカレートして段々強盗や殺人も平気になっていく。あまり友達がいる印象も少ないし、孤独な人物だったのかも。
でも元々傲慢で人を見下すような所があったと思いますよ。

ハイドにもデザイン描写があるけど「どんな姿だったか印象に残りづらい」とアタスンも言っているので難しい所ですが。
チビで青白い顔の奇形の若者、見る者を不快な印象にさせる冷たい雰囲気、でも色の描写とかはなくて。
元々ジキハイは色の描写があまりないので白黒~セピア色の世界ような感覚があります。あっ、薬は赤い薬と粉を足して緑色でしたね。ついつい、色あせたイメージになりますけど。

それに引き換え、透明人間はケンプ医師に対してグリフィンが「金髪」と言っていたり、薬を飲ませた猫の「緑の目」だけの描写や、「白い神経」等、結構色の印象が強いです。

色の描写が出てくると、想像する物語に色がついていく感じがします。
それも文学における作品の雰囲気作りの一部なのかもしれません。


しかし……昨日から体調不良で深く考えられないので、今日はとりあえず絵だけ置いていくことにします。

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